Artifacts、Chat の提案、Settings からのエージェントの更新
エージェントが生成したものを探してレビューし、会話をより早く再開し、Settings からエージェントの CLI を最新に保ち、キーボードで AO 内を移動できます。
エージェントが生成したファイルを 1 か所にまとめ、Chat に次の一手を提案させ、AO を離れずにエージェントの CLI を更新し、アプリ内をより速く移動できます。
エージェントが作ったものをすべて探してレビュー
サイドバーに新しい Artifacts ページが加わり、エージェントが生成したファイルがプロジェクトごとにまとめて一覧表示されます。検索とプロジェクトでの絞り込みにも対応しています。Create artifact を使うと成果物を作るよう設定されたセッションが始まり、CLI からは ao spawn --output artifact で同じことができます。このページの対象はこのコンピューター上のセッションで、リモートやクラウドのセッションは表示されません。 #6567 #6643 #6566
成果物のあるセッションでは、インスペクターに Artifacts タブが表示されます。ここからフォルダーを Finder やターミナルで開いたり、ファイルを表示・コピー・削除したりできます。ボードのカードにはセッションの最新の成果物が 2 件表示され、オーケストレーターがセッションの作成したドキュメントに言及したときは、リンクにホバーしてプレビューできます。 #6697 #6578 #6547 #6571
成果物のあるセッションをアーカイブするときに、その成果物のファイルも削除できます。このオプションはデフォルトでオフです。どちらの場所から削除しても成果物は完全に削除され、復元したセッションにはそれらのファイルは含まれません。 #6630
10 月 17 日のプレビュービルドでは、成果物が専用のビューアーで開きます。Markdown をその場で編集したり、レンダリングされたテキストを選択してその部分についてエージェントにフィードバックを送ったり、History で自分の保存を含む以前のバージョンをプレビュー・復元したりできます。画像、レンダリングされた SVG、音声、動画が Files と Artifacts に表示され、ボードのカードのホバープレビューにはサムネイルが表示されます。編集と履歴は、このコンピューター上のセッションでのみ利用できます。 #6744 #6753 #6583 #6847 #6880 #6840
会話をより早く再開
返信が終わると、Chat は空の入力欄に次のメッセージの候補をグレーのテキストで表示できます。Tab を押すと編集可能な下書きとして挿入され、そのまま入力を続ければ候補は消えます。候補が自動で送信されることはありません。候補はセッションのモデルを最も低い推論 effort で使って生成されるため、プロバイダーの利用枠を消費します。空のチャットでは、始めるためのリクエスト例もいくつか表示されます。 #6575 #6605
提案されたリクエストから始め、Tab を押して Chat が提案する次のメッセージを使います。10 月 17 日のプレビュービルドでは、ターンを停止すると送信ボタンが Continue turn に変わり、中断したタスクを引き継ぐ新しいターンを開始できます。入力欄で上下キーを押すと、送信済みのメッセージを呼び出して編集し、再送信できます。 #6328 #6631
Settings からエージェントを最新に保つ
Settings › Harness で、エージェントごとに Account、Models、Health のタブを備えた専用ページが用意されました。インストール済みのエージェント CLI に新しいリリースがあると AO が知らせてくれます。1 つのエージェントまたは対象のすべてのエージェントの更新、ログアウト、選択画面に表示するモデルの選択ができます。更新が自動でインストールされることはなく、そのエージェントのセッションが実行中の場合は更新できません。pnpm、Yarn、Volta、asdf、一部のベンダー製インストーラーでインストールしたエージェントは、引き続き手動で更新する必要があります。インストール済みのエージェントには Setup guide ボタンが表示されなくなりました。 #5848
Command Code が Chat で使えるようになりました。チャット内での承認と、独自のモデルと effort の選択に対応しています。cmd acp を含むバージョンの Command Code が必要です。 #6144 #6548
10 月 17 日のプレビュービルドでは、GitHub Copilot(Copilot CLI 1.0.93 以降)と Antigravity(1.3.0 以降、既存の Google のサインインを使用)で Chat が使えるようになり、どちらも履歴を失わずに Terminal と Chat を切り替えられます。エージェントの更新が誤って失敗することも減り、更新に失敗した場合は Show diagnostics が表示されます。AO は Kimi をデフォルトの場所にインストールされている場合にのみ更新するようになり、それ以外のインストールには手動更新の案内が表示されます。 #6662 #6600 #6792 #6816 #6798 #6751
AO 内をより速く移動
キーボードショートカットを再設計しました。セッションの切り替えはサイドバーの順序に従い、タブ、パネル、セッション操作に新しいショートカットが割り当てられました。Cmd/Ctrl+/ ですべてのショートカットを一覧表示でき、ダイアログ、メニュー、リストもキーボードで操作しやすくなりました。Windows と Linux では、フォーカスのあるターミナルが Ctrl+T、Ctrl+W、Ctrl+B、Ctrl+K、Ctrl+/ をそのまま受け取ります。新しいターミナルには Ctrl+Shift+Backtick、タブを閉じるには Ctrl+Shift+W、サイドバーには Ctrl+Shift+E、コマンドパレットには Ctrl+Shift+P を使うか、Help › Keyboard shortcuts を開いてください。削除されたショートカットのカスタム割り当ては破棄されます。 #6531
キーボードショートカットの一覧。Windows では Ctrl+/(macOS では Cmd+/)で開きます
AO の起動時や再読み込み時にボードがずっと早く表示されるようになり、アイドル時のメモリと CPU の使用量が減り、セッションの切り替えもレイアウトが飛ぶことなく速くなりました。起動画面には AO のアイコンだけが表示され、トップバーとセッションのタブはアニメーションせずに即座に切り替わります。 #6611 #6668 #6724 #6720
10 月 17 日のプレビュービルドでは、macOS の Cmd+Shift+O、または Windows と Linux の Ctrl+Shift+G で現在のプロジェクトのオーケストレーターを開けます。必要であればオーケストレーターが起動されます。 #6854
改善
チャット
- リンクプレビューカードのタイトルまたはドメインをクリックするとリンクが開きます。アノテーションの参照が見やすく削除しやすくなりましたが、全文を表示するホバーのツールチップはなくなりました。 #6722 #6708
- プレビュービルドでは、画像を右クリックしてコピーまたは保存でき、Wrap content をオンにすると横幅の広い HTML ページを横スクロールなしで表示できます。 #6826 #6881
ファイルとプロジェクト
- 実際の支出より多く見積もられていたため、セッションカードとインスペクターに推定コストとトークン数が表示されなくなりました。代わりのビューはありません。 #6641
- Files パネルでファイルを開く速度とフォルダーを展開する速度が向上し、エージェントの書き込みに合わせて開いているタブとフォルダーが更新されます。 #6198
- 名前に記号、アクセント記号、ラテン文字以外の文字を含むフォルダーもプロジェクトとして追加できるようになりました。 #6570
- プレビュービルドでは、新しい Git タスクに、
ao/vaporwave-site/rootのようにプロンプトから生成された短いブランチ名と worktree 名が付きます。自分で付けたブランチ名はそのまま使われます。 #6811 - 同じくプレビュービルドでは、ワークスペースメニューからパスのコピーや、Finder、ターミナル、IDE での表示ができます。レンダリングされた Markdown のコードブロックにはコピーボタンが付き、複数リポジトリのインポートはリモートのない子リポジトリがあっても続行され、長い Scratchpad 一覧はサイドバーの空きスペースを使って表示されます。 #6730 #6819 #6624 #6883
ブラウザ
- Manage Browser Profiles でプロファイルにスターを付けると、プロファイルを選んでいないセッションのデフォルトになります。 #5453
- 表示中のセッションでエージェントやコマンドがページを開くと、インスペクターが Browser に切り替わります。最後のタブは、そのボタンまたは Cmd/Ctrl+W で閉じられます。プレビュービルドでは、その後 Browser は空のまま残り、空白のタブも閉じられるようになりました。 #6679 #6660 #6746
- ブラウザデータのインポートで、通常のスキップ項目が失敗として表示されなくなりました。プレビュービルドでは Firefox のプロファイルが名前で一覧表示され、デフォルトのプロファイルがあらかじめ選択されます。 #6646 #6379
デスクトップアプリ
- ウィンドウタイトル、メニューバー、Dock、About、Windows のインストーラーとショートカットで、アプリの名前が Orchestrator.inc になりました。インストール済みのアプリとインストールフォルダーの名前は変わりません。 #6647 #6654
- macOS では、Quit で AO が Dock から消えますが、トレイと AO は動作し続けます。トレイの Quit AO Completely では引き続きすべてが停止します。 #6556
- エージェントのロゴに、ライト版とダーク版を備えた公式のアートワークを使うようになりました。 #6732 #6595
- プレビュービルドは Electron 44 に移行し、内蔵ブラウザに最新の Chromium が搭載されました。パッケージ版のアプリでは
ELECTRON_RUN_AS_NODEと--inspectを受け付けなくなりました。 #6462 - プレビュービルドでは、Settings のページがトップバーと閉じるボタンのない共通のレイアウトになりました。macOS のウィンドウの透過は、そこで通常の Appearance オプションとして設定でき、デフォルトではオフです。 #6699 #6815 #6859 #6615 #6729
- 同じくプレビュービルドでは、Connect Mobile で Apple シリコン搭載の MacBook を蓋を閉じた状態でも接続可能に保てます。この機能を使うと Keep awake もオンになり、バッテリー残量が少ないときや温度が高いときは停止します。また、アプリのアップデートでダウンロードの進行状況が表示されます。 #6589 #6872
エージェントと CLI
- プレビュービルドでは、スタンドアロンタスクが New Task に表示されたモデル、モード、effort で開始され、
ao spawn --effortで対応するエージェントの推論 effort を設定できます。 #6033 #5906
バグ修正
チャット
- バックグラウンドタスクが終わった後に Claude のチャットが Working のまま残ったり、Claude の作業中にハイバネートされたりしなくなりました。15 分間応答のないターンはエラーで終了するようになりました。 #6270 #6594
- オーケストレーターの Chat に実際の履歴が表示され、起動中に送ったメッセージも Queued のまま残らずに配信されます。 #6562
- OpenCode などの ACP エージェントでは、AO の再起動で中断された Chat のターンが、AO の復帰後に完了するようになりました。 #6514
- 絶対パスのファイルへのリンクが正しいファイルを開くか、セッションの外にあることを説明するようになり、番号付きリストはコードブロックの前後でも番号が保たれます。 #6586 #6648
- プレビュービルドでは、チャットの末尾付近でスクロールしても一番下に引き戻されなくなり、失敗した OpenCode のコマンドに終了コードが表示されます。 #6781 #6413
エージェントとターミナル
- Codex 0.162 以降で Codex のチャットの巻き戻しが再び使えるようになり、Codex の Terminal UI でマウスホイールによるスクロールが動作します。 #6591 #6367
- インターフェースやエージェントの切り替えに失敗して止まっていたセッションが復旧し、再びアーカイブできるようになりました。起動に失敗したセッションは、インターフェースを切り替える前に再試行する必要があります。 #6743
- ID にドットを含むプロジェクトでも Terminal UI のセッションが正常に起動し、Command Cues はプロジェクトのシェル起動設定を使うようになりました。 #6569 #6351
- 初回起動が遅くても Cursor のインストールが検証で失敗しなくなり、Kimchi のログインでサインインの選択画面が開くようになりました。また、システム時刻が急に変わった後も AO が Linux のプレビューサーバーを正しく停止します。 #6289 #6489 #6728
- プレビュービルドでは、Kiro が Input needed を実際の承認時にのみ表示し、DeepSeek Harness のエージェントがロールの指示を受け取って Windows で長いタスクを開始できるようになり、ヘッドレスの
claude -pの実行が Claude のセッションを乗っ取らなくなりました。 #6601 #6845 #6539
ブラウザとファイル
- インスペクターの Files のフィルターがファイルタブを圧迫しなくなりました。 #6656
- プレビュービルドでは、自動で閉じるページやサインインのポップアップによって Browser パネルが壊れなくなり、Google などのポップアップでのサインインを完了できるようになりました。Linear などのページが再びクリックに反応し、ダイアログはページの上に表示されたままになり、アドレスバーは中央に配置されたままになります。 #6620 #6791 #6766 #6814 #6835
- 同じくプレビュービルドでは、別のアプリが同じポートを使っている場合や、ファイル名に特殊文字が含まれる場合でも、成果物を読み込めるようになりました。 #6780
詳細
プレビューと記載のない変更は、安定版の v0.14.2 に含まれています。プレビューの項目には 10 月 17 日のプレビュービルドが必要です。先週プレビュー限定だったカラーテーマ、ファイルツリーの更新、トンネルのみの環境でのペアリングの修正は、v0.14.0 以降の安定版に含まれています。